帰宅困難区域の富岡町へ行きました 
 
 
この写真は、10月28日富岡町小良が浜の義姉の家(帰還困難区域)に義姉の一時帰宅に付き添って行った時のものです。
写真を撮って置きたいと言って、中に入って撮らせてもらったものです。
散乱している家の中、ネズミ、テンなどの小動物、それと泥棒がかき回した後。家の周りには草が。酷い状況でした。
 
 
 
     
       
以下の写真の大半は、富岡町の帰還困難区域です。
フレコンバックもそうですが、富岡駅まえの写真もあります。
もうすぐ6年目を迎えるのに、復興どころでないフクシマの現状、フクシマの怒り。
 
   
 常磐線富岡駅前 いまだに壊れたままの家もかたずけられていない
 
     
       
富岡の減容施設については、だれも建設に反対する状況ではなかった。人がいないのに話が進められている、これが現状でしょう。
現に、他の地域では施設を建設するという段階で反対運動が起きています。
燃やしても、つぶしても放射能は残るのです。処分場は必要です。
そうしたら政府のやらなければならないことは、必要性をしっかりと訴え、「中間」とか「仮」とかというごまかしでなく進めるべきです。
その上で、合意と納得の上で進めるべきです。補償もきちんとすべきです。
こういう面すべてにわたって、うそとごまかしを行って来たし、今も行っているから不信感が募るのです。
森林除染については、簡単には行かないと思います。しかし、少なくとも要望のあるところ、居住空間から20メートルなどと言わないこと、これが必要だと思っています。
 
 冨岡駅前の白い建物は減容施設
 
   
山のように積まれたフレコンバッグ